『GARMIN Edge 830』が来た!開封の儀と各種センサーの取り付け!!
先日の納車コース確認ライドの報告記事にて、スマホでいちいち地図を見るのがとても面倒だったという感想を述べました。
その矢先に某メルカリで中古のとあるブツが出品されているのを見かけてしまい…
ああ買っちゃった… pic.twitter.com/0DMEdgGmx6
— えまのすけ@納車8月 (@ema_bianche) 2021年1月4日
ついポチってしまいました。私は石垣くんと違って我慢がめちゃくちゃ苦手です。中古なので少し安いとは言え、やっぱり高かった〜…!
全サイクリストの永遠の憧れ(私調べ)であり、この世界に数多存在するサイクルコンピュータの頂点に君臨すると言っても過言ではないGARMIN(私調べ)。
まだママチャリしか持ってないのに…オーバースペックにも程がある…!こちらです、ジャン!!
GARMIN Edge 830 !!!!
オープン!ジャジャン!!
開けてすぐに商品がドン!まるでApple製品のようですね。テンションが上がります。
センサー類やマウントは未使用品です。どうして使わなかったんだろうと思ったのですが、どうやら830はすでにGARMINサイコンを持っている人がグレードアップのために購入することも多いようで。過去製品のセンサーを流用するので新しい方は未使用のまま保管しておく、という流れになりやすいんですね。830はセンサー類とのセット販売のみなので私のように初めてGARMINサイコンを購入する人間にとってはありがたいのですが、既存ユーザーの方々には絶不評みたいです(センサー類だけで1万円くらいするから当然だよね…530は本体のみで売ってるのにどうして…)。
手に持ってみました。隣はサイズ比較のための文庫本です。コンパクトなサイズ感、伝わるかな〜。思っていたよりも小さい!軽い!というのが第一印象でした。90年代後半〜00年代初頭の洋画によく出てくる携帯みたいで、カッコイイ…。伝われ…。
充電が空っぽだったのでフル充電してからセットアップへ。長い時間がかかることを想定していたのですが、意外と1時間くらいで100%になりました。早すぎる。ありがたいです。いろんなサイトを参考にしながら設定設定!
の前に、これは余談ですが、設定の前に楽しくて本体をピコピコいじっていたら前の持ち主さんの履歴がそっくりそのまま残っているのを発見してしまいました。興味津々でいろいろ見てみると(悪趣味ですね!)総走行距離が3300km以上。某メルカリの説明欄では「使用回数は5回ほど」とあったのでほぼ新古品じゃん!と喜んでいたのですが、そんなことありませんでした。せっかくの匿名配送だったのに相手の方の本名も知っちゃいました…!!箱根ヒルクライムも行かれてたんですね。弱ペダの民かな???(箱根と聞くと何でもかんでも弱ペダに繋げるオタクです)
これを読んでくれている皆さん、個人情報が入っている物を売りに出すなら履歴はきちんと消しましょうね!!!残しているのはなんだか悪いので、本体のデータはとりあえず全消去しました。
さて、設定です。スマホでダウンロードしたGarmin Connectにサインインし、Edge 830をペアリングしました。特に難しいことはなくスムーズに完了。
ワックワクなスマホ画面です。
本体とGarmin Connectの設定が終了したら、次は自転車に各種センサーを取り付けます!取り付けるセンサーの数はとりあえず2つ。
①ケイデンスセンサー:クランク(ペダルが生えている柄で、漕ぐと回るところ!)に付ける。1分間にペダルを何回漕いだかが分かるセンサー。
②スピードセンサー:後輪ハブ(後輪の中心部分)に付ける。自転車のスピードが分かるセンサー。
それではいざ自転車に取り付けていきましょう!まずはケイデンスセンサーから。
左がケイデンスセンサー、左はセンサーをクランクに巻き付けるためのもの(何て言う部品なのコレ)。ゴムみたいなシリコンみたいな柔らかい素材です。サイズは大中小の3種類あって、私の自転車のクランクには中サイズがぴったりでした!
クランクに取り付けるための準備です。センサーの片方の爪に、柔らかいやつの端っこを引っ掛けます。そして自転車のところに行って…
クランク部分に巻き付けるようにして、柔らかいやつのもう片方をセンサーの爪に引っ掛けます。センサーが内側になるように。巻き付ける部分はできるだけペダル側の方が良いみたいです。軸側よりも大きく回るからでしょうか?
外側から見た図。これで取り付けは完了です!とっても簡単で良かったです!
お次はスピードセンサーを取り付けます。
このまるっこいのがスピードセンサー。
例のごとく、ゴムみたいなシリコンみたいな柔らかい素材でできています。この柔らかい部分を、
後輪ハブに巻き付けながら反対側の爪に引っ掛けます。スポークの隙間から手を入れるのが若干キツかったですが、取り付けの機構自体が超シンプルなのでそこまで困ることはありませんでした!
センサー裏から見た図。意外とぴっちり付いてくれるので走行中に外れたりする心配はなさそうです。
これでセンサーの取り付けは完了しました。心拍センサーはとりあえずまだいいかな〜と思ったので今回は付けませんでした。センサーの取り付けが終わったら、次はGARMINデバイス本体を取り付けていきます!
デバイスを自転車のハンドルに取り付けるためのマウント。六角ネジを外すと丸い輪っかがパックリ開くので、付けたいところに噛ませてネジを締める…というシステムです。しかし私はここで気が付いてしまいました。六角レンチ必要じゃんコレ。工具を用意するのはまだまだ先でいいと思っていたので、購入していなかったのです。
え〜〜ガーミンくん早く付けたい〜〜〜〜
と我慢ならなかったので速攻工具について調べて購入!どうやら工具にもやはりグレードがあるみたいで、黒染めの方が性能が良いだとかメッキだと剥がれるだとかいろいろ書いてあったのですが、結局1000円しない安い物を選びました。他で高いお金使ってしまっているので…良い工具はそのうち…。TAKAGIという日本メーカーで1.5〜10.0までの8本セットでこのお値段です。ミリ工具とインチ工具がありますが、自転車のネジは基本的にはミリ工具で大丈夫みたいです!アメリカのメーカーとかはインチだったりするのかな?
2日後、工具が届いたのでワクワクで取り付けを再開しました。
うーん、私の自転車のハンドルには緩すぎました。これではデバイスを支えきれず手前に倒れてきてしまいます。どうしたものか。付属品をゴソゴソしていて発見したのがこちら。
語彙力ないので何て言えばいいのか分かりませんが、その、アレです。細いハンドルに噛ませるとその部分だけ太くなるのでマウントが緩くならずにピッタリ付いてくれるやつです。写真には写っていませんが、とても薄い方もありました。実際に付けてみると…
ガボガボだった隙間をしっかり埋めてくれました!そしてさっき付属品をゴソゴソしている時に見つけてしまったのがこちら!!
六角レンチです(たぶん2.0と2.5)!!!!さすが天下のGARMIN先輩、ユーザーファーストですね!!!!
欲を言うならそういう大事なことはもっと大々的に教えてほしかったですが。やっつけ作業で工具を選んじゃったじゃないか(そもそも届いた時点で全ての付属品を検めていれば気付けたんですよね。完全に私のミスです、はい)。
…気を取り直して、次はいよいよセンサーとデバイスを接続していきます。と言っても特に難しいことはありませんでした。
ペダルを2、3回グルグルと回すとスピードセンサーおよびケイデンスセンサーに付いているランプが緑色に点滅します。これがセンサー起動の印だそうです。点滅を確認したらデバイス操作に移ります。ホーム画面の横線3本マーク→「センサー」→「センサー追加」→「すべて検索」or任意のセンサー名を選択、という流れでした。簡単でしかもあっという間に終わります。これで全てのセッティングが完了!!あとは走り始めるだけです!
そんなこんなで、GARMIN Edge 830搭載の超オーバースペックママチャリが完成いたしました。噂のナビ機能の実力やいかに!?ケイデンスとスピードが分かるとどうなるのか!?などなどを確かめるために、先日荒川サイクリングロードに初めて行ってまいりました。またご報告したいと思います。とにかくこの記事で声を大にして言いたいことは、
GARMIN Edge 830には六角レンチ付いてるから、持ってない人は慌てて買わなくて大丈夫だよ!!!
ということです。プラモとかでもそうだけど物が届いたらまず第一に内容物チェックをしましょう。一番肝に銘じなきゃいけないのは私ですが!次から気を付けます。ここまで読んでくださった方、お付き合いいただきありがとうございました!!